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    フラれた女性による復讐劇、ともいえるのですが、彼女の考えがあっさりしているためか、すごくさわやかな印象を受けました。
    秋谷も、一方的に彼女をフッて、亜矢の正体にも気付かない愚鈍な男とも思えなくて、その描き方が、この小説の読み心地を独特のものにしていると思います。
    これから、二人はどうなっていくのか、亜矢は自分の過去を隠し続けることが出来るのかと考えると、ぞわぞわするような、このままうまく隠し通してほしいと思ってしまうような、不思議な気持ちです。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

  • への応援コメント

    うーん。
    想いが叶って良かったとも思いますが、将来破綻する危うさも感じます。
    秋谷は反省はしてるものの、結局外見を選択してるのが気になります。

    誤字報告です。
    「ああ、木谷さん。本当にいるんだ」⇒「秋谷」でしょうか?

    作者からの返信

    コメント・報告ありがとうございます。
    そうですね。この二人は非常に不安定で「危うい」関係にあります。
    秋谷のゲスな部分と、亜矢の破滅的な行動。理想を重ねて、出会った二人の行き着く先に本当の「幸せ」はあるのか。じわじわと闇が広がるラスト。ハッピーエンドとはいえません…。