〇〇〇すれば読者に★を入れてもらえる確率が上がる
まず最初に結論を言います。
『お願い』すれば読者に★を入れてもらえる確率が上がる
あなたに質問です。
あなたは今、職場の先輩に、
頼まれて資料をコピーしています。
するとふと視線を感じ後ろを向くと
新人と思われる若い男が、
コピー機が空くのを待っていました。
ちなみにその新人の男と面識はなく、
あなたのコピーが終わるまで、
あと5分かかるものとします。
さて、あなたはその新人の男に、
「先にコピーする?」と声をかけますか?
おそらくですが心の中で、
「あと5分で終わるからもう少し待って」
と言うだけで特に何もせず、
そのままコピーを続ける人が、
多いのではないでしょうか?
それではその新人の男が、
「すみません。先にコピーさせてもらってもいいですか?」
と聞いてきたらどうでしょう?
新人の男がコピーしようとしている
資料は1枚だけとします。
おそらくあなたは、
「まあ1枚だけだし別にいいか」
「頼むくらいだから急いでるのだろう」
と軽い気持ちでオッケーするでしょう
簡単ですが、これがお願いの効果です
他にお願いの例を挙げるなら、
YouTubeで動画の最初か最後に、
『面白かったらチャンネル登録と高評価をお願いします』
と動画の投稿者がお願いしてますよね?
あれも単純に他の人もしてるから
とりあえずでやっているのではなく、
ちゃんと効果があるからなのです。
さらに私の体感(視聴者側)ですが
動画内でお願いするよりも、
ライブ配信中にお願いする方が、
チャンネル登録や高評価を
してもらえる確率が高いです。
理由は動画内では「間接的」だけど
ライブ配信中では「直接的」に、
視聴者にお願いしているからでしょう
これらはカクヨムでも同じで、
そもそも読者は★を入れるという、
数秒の手間をかけるだけで作者が喜び
小説の質や更新速度が上がるなど、
良いことが起こることを知っています
それなのになぜやらないかと言うと
「面白い」という条件が必要なのに加え
先程のコピーの件と同じく、
「言われないと必要性を感じない」
からです。
つまりお願いしないと読者が、
「別に今じゃなくてもいいか」と思い
前述の通り人間には「飽き」があり
読者は何百もの数の小説をフォローし
複数の小説を並行して読むので、
すぐに新作や他の小説に興味を奪われ
そのまま二度と手に取られることなく
忘れ去られてしまうのです。
そうならないように、
読者へのお願いが必要だとして、
読者にオッケーして貰うためには、
何が重要になるのでしょうか?
先に正解を言うと「タイミング」です。
今度はあなたが急ぎで頼まれた書類を、
コピーするためコピー機を使おうとしたら
先に他の部署の先輩が使っていたとします
しかもその先輩は嫌なことでもあったのか
顔をしかめ舌打ちする程イライラしていて
話しかけると八つ当たり気味に、
怒鳴ってきそうな雰囲気を発していました
さて、あなたはその先輩に、
「すみません。先に1枚だけコピーさせてもらえませんか?」とお願いして、
オッケーをもらうことができますか?
おそらくですがお願いすることさえせず
近くに他のコピー機がないか探すでしょう
そうなんです。
相手にお願いをオッケーしてもらう秘訣は
「相手の機嫌が良い時にお願いする」です。
では読者の「機嫌が良い時」はいつか?
私は主に2か所あると思っていて、
1つ目は「物語が大きく一区切りした時」
例えば大長編の第1部を読み終えた時、
完結作を読み終えた程ではないものの
それに近い満足感や読了感を得ています
2つ目は「最新話を読み終えた時」です
当たり前の話ですが最新話まで、
読んだ読者は個人差がありますが、
あなたの小説を面白いと思っていて
早く続きを読みたいとも思っています。
そこで末尾に何も書いていなければ、
何も思うことなく普通に離脱しますが、
「★評価をお願いします」と書けば、
「★を入れて作者のモチベーションを
上げたら更新が早くなるかも?」
と『想像する』読者が生まれ、
★を貰える可能性が出てきます。
例えば前のエピソードで述べた、
作者への尊敬と支えたい気持ちがある
神様のような優しい読者なら。
また同じ小説が好きな人でも、
「第2章の主人公が格好良かった」
「ラストが最高だった」
「中盤に隠された伏線が凄かった」
と面白かったと思う場所は、
人によって異なるので、
初めて★評価のお願いを見た時は
「まだ★を入れるには早い」と思っても
最新話を投稿する度にお願いすれば
「今回は神回だった!」
「これは★を入れざるを得ない!」
と読者が★を入れてもいいと思う、
タイミングが訪れた時に、
逃すことなく★を貰うことができます
具体的な作業としては、
最新話か話が一区切りした、
エピソードの末尾に、
◆◆◆
〇〇〇まで読んでいただきありがとうございました。
もし面白いと思ったら、
★評価とフォローをお願いします。
を追加するだけです。
※〇〇〇には『最新話』や『第1章』
などの単語が入ります。
最新話の場合、次話を投稿する直前か
事前に上記の部分を切り取り、
投稿予定の最新話の末尾に貼り付けます
でも投稿する度に★のお願いしたら、
「しつこいぞ!」と読者が怒ることを、
心配する人がいると思いますが、
私は連載初期からこのお願いをして
(今はお休みしているのでしていません)
一度も苦情を言われたことがないので
心配せずに使っていきましょう。
また小説内での読者への★のお願いを、
規約違反だと指摘されたこともないので
カクヨムのルール上も問題ありません
もちろん成功率は低く、
体感で入りやすくなった気がする。
やらないよりはマシという程度ですが、
カクヨムで人気作になる条件は、
毎日1人の新規の読者から★を獲得です
成功した時のメリットがとても大きく、
少しの手間でできるのでオススメします
でもエピソードの最後に★のお願いを、
している人を時々見かけるけど、
その人の小説の評価を見る限り、
効果があるように思えないんだけど……
と疑問を抱く人もいるでしょう。
実は★を貰える確率を上げるためには、
ただ普通にお願いするだけではダメで、
「とある工夫」をすることが必要です。
その工夫については次で解説します。
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