第18話 学び方がわかる本

作品名:「学び方がわかる本」

ジャンル:実用書 教育

作者:L.ロン ハバード

   日本 使える勉強法の会 編集


【紹介】

この作品は、2003年に日本で刊行されました。原書はいつなのかはわかりません。

トム・クルーズが小泉首相に贈り話題となった本です。

トム・クルーズは、この本の勉強法で学習障害を克服したそうです。


本の中身としては…ほぼ絵本に近く、小学校低学年の子供でも読めます。


勉強の仕方について書いているのですが、学習の障害になることがいくつか書かれています。


誤解語。

 言葉の意味を誤解していたり、わからなかったりすることで苦労します。とのこと。


 言葉の意味を理解することが非常に大切だと認識できました。

 人と人との間のコミュニケーションでも、誤解語が大きな障害になっていると気づくことができました。

 新しい組織や、違う組織同士で働く場合に最初に”用語集”を作るようになったのもこの本を読んでからです。


段階の飛び越し。

 できないのは、段階を飛び越しているからであり、その前に戻ってやり直しましょう。とのこと。

 違う本ですが、弓月光先生の『エリート狂走曲』(1978年 マーガレットコミックス)という漫画を思い出しました。当時は少女漫画家でしたね。

 主人公は、将来的に東大に入るのですが、徹底的に基礎を勉強することで成績が上がるという内容だったと思います。



 誰かに教育をするうえでも、自分が学習するためにも非常に役に立った本でした。

 


著者の、L.ロン ハバードは”サイエントロジー”という新興宗教の創始者でもあります。そういう部分に対しては、注意してください。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る