異世界転生6周した僕にダンジョン攻略は生ぬるい ~異世界で千のスキルをマスターした男、もう疲れたので現代でお金貯めて隠居したい~
第805話 【惨劇のストウェア・その1】敵が2倍の南極海決戦 ~数を減らして八鬼衆を8人に戻すんですよ!!~
第805話 【惨劇のストウェア・その1】敵が2倍の南極海決戦 ~数を減らして八鬼衆を8人に戻すんですよ!!~
ストウェア、迎撃態勢へ移行。
今のメンバーになってから、まず
小技が増えたワチエくんと小じわが増えて小言も多くなったライラさんが補助と後方からの援護に備えてこちらも待機。
近接戦に秀でている姫島が隙を見て斬りかかれるよう
いざという時のナディアさんは、攻撃と防御の両面でイレギュラーな事態に対応するための予備戦力として控える。
近接戦から中距離戦まで卒なくこなし、経験も豊富でおっぱいに詳しい川端一真提督が指揮官として真ん中に陣取ったら準備完了。
提督の指示で開戦するのだ。
「あららー! ナディアさん! 南極なのに水着なんですねー!! 私、やっぱりしばらくここにいようかなー!!」
「雨宮さん!! それは私のおっぱいだ!!」
「あははー。相変わらずの仲良しですねー。水戸くん元気ですかー?」
「………………あ、うん。元気、元気! なんかね、もう私の手から離れて行ったよ!!」
おっぱいを間に挟むと議論が捗るのはおっぱい同盟の特徴。
おっぱいに挟まれたいと戦力が向上するのもおっぱい同盟の特徴。
水戸くんは汚れちまったのです。
あいつ見て触ろうとするもん。高潔さが足りない。
川端さんから手短に事情を聴取した雨宮さん。
この2人も組んで仕事をする期間はかなり長いため、情報共有は実に淀みない。
「へぇー。バルリテロリかー。私ね、第二次侵攻の時に現場に行ったのよー。あれはすごかったねー。みんな
これが逆神元流の強み。
スキル攻撃とは別に眼を使った攻撃が選択肢として常に存在する逆神元流。
喜三太もその点は重視してスキルの構成を考えており、「スキルと思って
意外と優秀な皇帝陛下。
伊達に何度も同じ国に転生しまくってはいないのだ。
「じゃあ、報告しに帰ろうかなー」
「せめて1人落としてからにしてください。あっちの角の長いヤツだけでも、前回襲われた時には総力戦と反則みたいな強制転移でやり過ごしたんですよ。今回はそうはいかんでしょう。こうしてダンクくんの転移スキルをコピーか何かで奪われた以上、どこに飛ばしても戻って来ますよ」
「え゛っ!? 吾輩が悪いのか!?」
君が悪いんやぞ。
指示したのは川端さんだけど。
なお、ダンクくんはもう転移スキルが役に立たないので迎撃フォーメーションに加えてもらえず、甲板の端にいるか指令室に引きこもるかのどちらか。
「あららららー!! ライラさん!! なんか熟してますね!?」
「気付くのが遅いんだよ、げほげほ……。ああ、大声出したから腰痛い」
「私、若返りの術の仕組みは分からないですけどね? 再生スキル使えるんですよ。細胞を再生させたらどうにかなるんじゃないかなー? やってみます?」
「雨宮……!! あたしゃ、あんたの背中に草生やしてどっかの異世界に飛ばしたことすらあるってのに……!! 抱かれても良いよ、今ならあたし!!」
そのおかげで、雨宮さんは幼な妻ゲットして国王になりました。
今は綺麗なお姉さんたちの騎士団も手勢に加えています。
「はいはい、お任せですよー! よいしょー!! 『
「ああああああん! なんか体がぁぁぁぁぁ!!」
「おばちゃんが喘ぎ声出すと士気が下がりますねー。ねー。川端さーん?」
「くっ! 許せ、ライラさん!! ナディアさんの言うことはいつも正しい!!」
騒いでいるストウェアチームを律儀に待ってくれているのが、八鬼衆がひとり辛抱のセヤカテ。
「はい。皆さんが静かになるまで5分かかりました」と言う校長先生を押しのけて「誰も聞かずとも! このセヤカテ! 話を始めるまで!!」と積極的に動くことでむしろ辛抱を身に宿す事もできる、我慢のスペシャリスト。
だが、もう1人は堪え性がないので、ずーっと
「セヤカテ。もう良いか?」
「良くありませんが!? せめて逆神
「若いな、お前は。あの飄々とした男。あいつは転移してきたぞ? つまり、ストウェアそのものが何らかの座標になっているのではないか? ならば、敵を殲滅したのち本国のテレホマンにでも解析させればよかろう。ヤツに転移させて来させるも良い。いずれにしろ情報を共有される方が面倒だ」
「本当だ!! このセヤカテ、感服いたした!!」
セヤカテが感服したので、双子のタツヤによる強襲が始まります。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「うぇいうぇーい!! 川端さん!! 先に言っておきます! 私の『
「バンバンくん!? 君はうちのエースなのにか!?」
「削れるだけ削るという手もありますが、それをやると防御役が川端さんだけになります! うぇーい」
「取って付けたうぇーいが深刻さを物語る……!! いつからヤツは
「くくっ。貴殿らがおっぱいの話を始めた時分からであるが」
「僕はどうしてこんなところにいるのだろう。カプシーヌさんと結婚すれば良かったのかな……。今頃は子牛に囲まれた家庭くらいあったはずなんだ……」
カプシーヌさんはワチエ氏の婚約相手で、いわゆるミノタウロス♀です。
戦意が全体的に低下しているところに、美しい体の捻りからタツヤが
あのフォームは間違いなくトルネード投法。
「まずは治療中と思しき者から狩るか。『
基本的に逆神流は元祖も本家もドライ。
弱っている者から仕留めるのは基礎の基礎。
当代の六駆くんは割と正々堂々な真っ向勝負を好むがそれは「力で屈服させるのが手っ取り早いから」というやっぱりドライな理由が1番。
タツヤは迷わずライラさんを狩りにかかった。
「あららー。なかなか嫌な戦い方してくるねー。これは若い頃を思い出すねー。第二次侵攻の時もこんな感じで、後衛が最初にやられたんだよねー」
「悠長なこと言ってないで、逃げな! あんた落とされたら終わりだろ!!」
「ライラさん、ダメよーダメダメ! 女子がそんなこと言うもんじゃないゾ!! 女の子見捨てて逃げたら、もう男としては終わりだからねー。おっぱいに顔向けできないねー」
「……雨宮ぁぁ!!」
これがイケおじです。
そしてこちらはおっぱい男爵。
同じくおっぱいを平等に愛するおっぱいのために生涯を捧げた求道者。
「つぁぁぁぁぁぁぁ!! 私にアレンジスキルを使わせるとは!! 不器用なゆえこの手のアドリブはすごく苦手だが、おっぱいを守るためならば!! 生きること全てが得意になる!! 『
タツヤの放った極大フォークボールを見事に打ち返す川端提督。
これが爵位を持つに至ったおっぱいの権威。
「……やる!! 威力を殺すどころか、数倍にしてはね返して来たか!! だが、軌道は馬鹿正直!! 俺は投手だが、ライナーは処理しない!! セカンドに任せる!!」
「うべぇああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「セヤカテぇ!!」
セカンドがライナーを捌き損ねる。点灯するEのランプ。エラーですね。
極大スキルの直撃を喰らったセヤカテ。
これは早速致命傷か。
「さすがだぜ! 川端! やったか!!」
「ダンクくん。君はもう自室でFANZA見てなさい。私も今の蹴りで完全に利き足やっちまってるのに、フラグを建てた罪は重いぞ!!」
セヤカテの体が光り輝く。
辛抱のセヤカテ。
彼はダメージを蓄積する事で身体能力を向上させる特性を持つ。
掌の眼が開くと、そこから金属製の玉が現れる。
「ふぅ、ふぅふぅ……! 今のはなかなかにこのセヤカテ! 興奮した!!
「お前と組まされた理由はその気色の悪い球を使うためだという陛下のご意向は分かる。……だが、お前の変態としか言えん能力に付き合わされる身にもなれ」
「タツヤ殿。残念ながらこのセヤカテ。言葉責めでは
「興奮させようとしたわけではない。ただ嫌悪感を伝えただけだ」
辛抱すればするほど眼から排出される玉の硬度は増していく。
副次的な効果として、セヤカテが気持ちよくなれる。
つまりはそういうことです。
ドМの極致へ到達したらこうなった、辛抱のセヤカテ。
「と、言う事らしいですが。どうされますか、川端さん」
ワチエくんの葡萄スキルで盗聴は完璧。
だが、できれば聞きたくなかった戦法にちょっとだけ川端さんの心がモニョる。
「よし。変態には変態だ。姫島。行ってこい。貴様があのドМが気持ち良くなる前に斬り刻んでしまえば問題ない!!」
「くくっ。良いのか? 殺生は極力せぬのが探索員では?」
「金玉とか言う最悪の武器で全滅させられるくらいなら殺ってしまえ!!」
「くくっ。心得た。バンバン。ワチエ。付き合え。仕合の時ぞ」
ワチエくんはもちろん、バンバンくんも即答を避けるくらいに嫌な役らしい。
川端さんが初手で負傷。
ヒーラーの雨宮さんはライラさんのおっぱい救出中。
惨劇の気配が濃くなり始めた南極海である。
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