『Dynamicな花火のもとで』

 久しぶりにオフのDynamic♥Heartダイナミックハート


巳海みうみ「お休みの日も一緒とな。」


愛里あいり「夏休みまで私たちと一緒でいいの?もしかして学校に友達いない?」


帆夏ほなつ「あはは!いますよ!でも、最近はアイドル業が忙しくて、正直少し、距離を感じてしまっているような気もするなぁ。生徒会室にも顔を出せてなくて、副会長に仕事も任せっぱなしで。」


巳海「生徒会長なんてすごいな~!」


愛里「ねぇ、いちご飴食べたい。」


巳海「え!食べたい食べたい!どこ?」


帆夏「あ、あそこだね!焼き鳥も食べましょ!」


巳海「いいねいいね~。いや~、2人と夏祭りに来れるなんて嬉しいよ。」


愛里「ね。楽しい。」


帆夏「うん!花火も楽しみだね!」


巳海「んね!そのために来たんだから!」


愛里「みんな気合い入れて浴衣も着てね。」


帆夏「ふふふ。2人とも似合ってます!」


巳海「帆夏ちゃんもね!?」


愛里「帆夏ちゃんが一番、日本美人って感じする。」


巳海「分かるわぁ。あ、いちご飴、帆夏ちゃんも食べる?」


帆夏「うん!」


巳海「はーい。3本お願いしまーす!」


店員「はい!あ、あの……Dynamic♥Heartのみなさんですか?」


巳海「え!」


帆夏「あら、バレちゃいましたか。」


愛里「えへへ〜。ここに来てるのは内緒ね〜?」


店員「はい!え、お、応援してます!」


巳海「ありがとうございます。」


帆夏「ぜひ、エイチフェスにもいらしてくださいね!」


店員「はい!あ、いちご飴、3本で600円です!」


愛里「はーい。200円ずつ〜」


帆夏「はい!」


巳海「はいよ。」


店員「ありがとうございます!こちら、商品です!」


愛里「ありがとございま〜す♪美味しそう♡」


巳海「写真撮ってインスタにあげよ!」


店員「ありがとうございました!」


帆夏「ありがとうございます!」


愛里「帆夏ちゃんも写って。」


帆夏「あ、はい!」


巳海「いぇーい!」


愛里「いいね〜、ばえばえだよ〜」


夏祭りを楽しんだDynamic♥Heart。お祭りの最後は打ち上げ花火だ。


愛里「始まるねぇ。」


帆夏「みんなで見られるなんて、幸せですね。」


巳海「1年前は、Dynamic♥Heartってものすらなかったのにね。」


愛里「……エイチフェス、頑張らなきゃ。さっきみたいに、たくさんの人が見てくれてるんだもんね。」


巳海「……うん。」


帆夏「綺麗ですね。」


愛里「うん。すごく綺麗。」


巳海「……よし、また明日から、頑張ろうね。」


愛里「うん!」


帆夏「はい!」


きらめく花火のもと、Dynamic♥Heartの瞳も輝いていた。

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