第4話 戦闘!レベル上げ!

まあなんだ、鈍臭いとは思っていたが

ここまでとは・・・


お金ができて喜んで

いきなり中世の騎士の使うような

【ロングソード】購入


『両手持ちで威力がある』のはわかるが・・・

剣に振り回されてて攻撃が当たらない


「うわーん。・゜・(ノД`)・゜・。

当たらないよう!」


本当に剣術S持ちなのか!


最弱のスライムは倒せるようになったが

旨味が少ない!兎や獣を狩れれば

肉が手に入り毛皮も売れる!


兎には散々逃げられて息を切らして倒れている

MPは帰還に使いたいので下手に使えん


成果はレベル1〜レベル2

HP22とかMP7とか一桁

戦闘による戦利品はなし!


まぁ薬草やキノコは持ち帰るが

根本的なプランの練り直しである!


☆★☆★


大体の実力はわかった!

凹んでいるアドルに


「武器の選択と運用が

間違っていただけです!」


「技DEXが上がれば普通に

当たるようになります!」


「命中率の問題で小剣

中剣にしましょう!」


【ファルシオン】か【グラディウス】

あたりが適当

命中率や手数でいくプラン


スキルで【獣特化1.5倍ダメージ】があるはず!


始まりの街に戻り購入して昼に再トライ!


そこからはあまりに上手く行き過ぎて

『ナビことレアさんは自分に酔う!』

『完璧過ぎる自分の補佐の才能が憎い!』


命中率が高く倒せるようになり

レベルが4に上がると

【特化ダメージスキル】のおかげで

兎を『一撃で倒せる』ようになり 


「わーい\(^ω^)/ワンパン出来た!」



俺TUEEE状態

波に乗ってる時は止めてはいかん!

荒稼ぎだ!

イケイケゴーゴー状態!


これはレベル10も夢ではないんでないか!


調子に乗り過ぎたところで

【アドルが即死した・・・】


あー


ツノのある兎二匹に

腹と喉を貫かれて回復薬も使えず即死


似てるけど違う!

【ホーンラビット】

一角兎『レベル8クラス』の魔物

敏捷性が高く攻撃的

随分と道から外れた奥地に来たものだ!


これはこれで経験になっただろう!


兎30匹は狩っているので

肉と毛皮で200ゴールド

冬が近い制か毛皮の需要が高い!


レベルが2→8にUP

HP50 MP24


MP増加により魔法や

物理スキルの運用も視野に入る!


帰還にMP6使ったにしても余裕で余る!



問題なのが実は

【死に過ぎると私の査定に響く】

1日に10回ずつ死なれると不味い!


だが安全マージンを取り過ぎると

成果が遠のく!

真面目に考えるようだ!


死亡2回

進捗状況が悪いと

100回目で私が担当を外される恐れもある!


伝えるか悩むところでもある!

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