昭和96年水無月11日 大道工兵初先発隊の日

 ソ連相手にひとつも勝てなかった赤ヘル共和国。

 本日はキョーセラ要塞まで駒を進めて猛牛及び青波連合王国との交流演習である。

 交流演習も最後の国と思いきやまだ3戦おかわりがある始末。

 今宵の先発隊は救援隊でお馴染みだった工兵大道、初先発隊の指揮である。

 一方、猛牛山本、ここで勝利をして白星勲章優位にしたい。

 序盤より、工兵大道と猛牛山本が見事な守護を魅せていたが、猛牛山本の守護が見事すぎて一時はパーフェクト勲章とまで言われる勢いであった。

 均衡が崩れたのは7の刻、森の浦ゲリラ作戦が失敗し救援に来た中田連隊長も包囲網に圧倒される始末。

 8の刻には會澤飛行隊の誤爆もあり赤ヘル共和国軍はまた白星勲章を逃す始末であった。

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