第8話 祖母の湯治
祖母である 父の母が 長女の看病と子宮がんの為に
病気が末期となり 大分の宝泉寺温泉で約10か月 湯治の療養生活をしていました
父達 子供たちは母に会いに汽車で滞在の温泉宿に行ったそうです
温泉に蛍狩りなどをしたと記録されています
妹達は二人先に帰ったらしく
ただ 帰る時に汽車が不通となり 遠回りして北九州の小倉経由で
貨物車の貨物に乗り 帰宅したとも記録しています
半年後 母(祖母)は赤坂門の病院に入院 そこで亡くなっています
終戦後 2年目 8月の事でした
父はまだ中学一年でした
その後 家事など食事の支度は女兄妹たちが 再婚するまで
頑張っていたそうです
父も習った 団子汁などを作ったと記録しています
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます