5・2
今回、投稿予定の作品は作中作と外枠の仕掛けという二重構造。
一番やりたいのは外枠に仕掛けている「ミステリーの脱臼」。
なのですが、ここにきて作中作の部分をいじりたくて仕方がありません。
今は地上波ですっかり見なくなった古きよき昭和の二時間サスペンスを煮詰めたようなセルフパロディが作中作で、全体としてはミステリーを嗤う(笑うではなく嗤う)仕上がりを目指して書きました。
作中作パートはベタであればあるほどよいというコンセプトというか信念のもとに、あえてベタとかお約束、無批判に受け入れられてしまいがちな「本来は批判的な視線にさらされて当然でも、様式美として見過ごしてもらえると期待している」コード的なものをどれだけたくさん盛り込んで作品が崩壊しないか、に挑みました。
今、応募が現実的になるにつれ、「エンタメ=もてなし」、それで果たしてマニア以外の読者が喜ぶのか、とか、マニア層以外に訴求する商品力はあるのか、とか、いろいろと悩ましいです。
やりたいのは外枠の仕掛けなので、作中作を新たにつくるのは全然あり(「全然」が否定形を伴わないのが全然ないのは承知)です。
新作一本書く気概があるならば、作中作を新たに書いたほうがよいのでは、と頭を抱えてプロットを考えていた一日。
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