5 アドスコアをもとにしたカクヨムリワードの計算

 アドスコアから、カクヨムリワードへの変換比率は、毎月違っています。


 カクヨムの公式に次のようにあります。


 アドスコアをもとにしたカクヨムリワードの獲得

『カクヨム作品に掲載されている広告の総売上をアドスコアで按分し、カクヨムリワードの分配が決まります。リワードの獲得までに時間がかかるのは広告売上の確定までに時間がかかる都合です。』



 では、実際に月ごとの比率はどんなものでしょう。それが、次の通りです。


 獲得履歴 リワード アドスコア リワード/アドスコア アドスコア/リワード


 2021年4月分 2021年6月 –日 未確定  未確定 未確定


 2021年3月分 2021年5月 13日 216 3,515  0.0615  16.27

* 5/13訂正。計算には含めません。



 2021年2月分 2021年4月15日 329 6,270 0.0525 19.06

 2021年1月分 2021年3月11日 48 953 0.0504 19.85

 2020年12月分 2021年2月18日 72 1,187 0.0607 16.49

 2020年11月分 2021年1月14日 112 2,005 0.0559 17.90

 2020年10月分 2020年12月10日 274 5,261 0.0521 19.20

 2020年9月分 2020年11月16日 176 3,540 0.0497 20.11

 2020年8月分 2020年10月15日 126 2,867 0.0439 22.75

 2020年7月分 2020年9月16日 285 6,390 0.0446 22.42

 2020年6月分 2020年8月17日 424 10,028 0.0423 23.65

 2020年5月分 2020年7月16日 451 11,604 0.0389 25.73

 2020年4月分 2020年6月17日 478 10,476 0.0456 21.92

 2020年3月分 2020年5月19日 141 2,368 0.0595 16.79

 2020年2月分 2020年4月17日 469 8,393 0.0559 17.90

 2020年1月分 2020年3月17日 441 8,147 0.0541 18.47

 2019年12月分 2020年2月18日 92 1,643 0.0560 17.86

 2019年11月分 2020年1月16日 159 2,811 0.0566 17.68

 2019年10月分 2019年12月19日 7 155 0.0452 22.14


 2019年10月分から2021年2月分 総獲得リワード 4,084

 2019年10月分から2021年2月分 総獲得アドスコア 84,098

 総獲得リワード/総獲得アドスコア 0.0486

 リワード/アドスコア月平均 0.0508

 総獲得アドスコア/総獲得リワード 20.59

 アドスコア/リワード月平均 20.00


 アドスコアから、カクヨムリワードを求めるには、平均で0.0508という結果になりました。

 1カクヨムリワードを得るのに、平均で20アドスコア必要となります。


 しかし、この比率、月によってかなり違います。

 最高0.0607

 最低0.0389


 同じ1万アドスコアだとすると、得られるカクヨムリワード

 最高607

 最低389

 その差は、218。

 1.56倍になります。


 どうしてここまで違うのでしょうか。

 上の表を見ていて、気付いた方もおられるかもしれませんが、アドスコアが高い月の比率が低くなっています。

 これは偶然でしょうか。

 アドスコアが高くなると比率が下がる?そう、勘ぐってしまいます。

 ですが、これはただの偶然のようです。


 カクヨムの公式に次のような案内がありました。


 2020年4月分のカクヨムリワード付与と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響について

 https://kakuyomu.jp/info/entry/2004reward_detail


『WEB広告は、時期や業界の動向といった市況に影響を受けて、単価が毎月変動します。そのため、1リワード獲得に必要なアドスコアの数値も一定ではありません。』


『しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行と緊急事態宣言の影響を受けて、現在はWEB広告全体の広告単価が低迷しています。

 業界全体の広告市況が低迷したことは、カクヨムの広告売上にも影響しています。特に今回付与した2020年4月は例年の傾向としても大きく下がる時期であるのに加えて、緊急事態宣言の発令も重なったことで、広告単価が急落いたしました。』


 ということで、ただの勘繰りでしかないのです。


 ここで、気になる一文があります。


『例年の傾向としても大きく下がる時期である』


 つまり、4月は毎年、広告単価が低いということです。当然、比率も低くなるでしょう。


 私は、なぜ、この作品を4月に公開してしまったのでしょう。12月に公開していれば。

 1.56倍は大きいです。


 それで、今年の状況ですが、コロナは相変わらず収まっていません。

 去年の2月と今年の2月の比率を比べると、僅かに今年の方が低いです。


 それを勘案すると、今年の4月は去年と同じ水準か、それ以下になります。


 希望的観測で、0.0400と予測します。


 そうなると、


 アドスコア 164,306 × 0.0400 = 6,572.24  5/13訂正


 4月分のカクヨムリワード予測は、6,572となりました。


 ここで、いまさら、計算対象以外の作品の2.28%を引いてみることにします。

 計算対象の作品分は、6,422になります。



 つまり、一月で6,422円稼いだことになります。


 実際に受け取るには、さらに振込手数料200円を引かなければなりません。

 それを引くと6,222円となります。

 ただ、受け取るのは1年に一回でも構わないので、その方が、振込代が節約できます。

 振込手数料は、30,000円から300円に上がりますから、その辺の見極めも必要になってきます。

 まあ、これは30,000円以上稼げたから考えるとしましょう。



 はたして、実際の結果はいくつになることでしょう。

 結果は6月中旬に出ます。



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