夏の始まりWIN
よく「やる」
春と夏の境目がわからず
夏と秋の機嫌を損ね
秋と冬を勘違いして
冬と春の間違える
現在、春と夏がシーソーしている
でも夏の方が優勢な気がするので
長袖を、そっと仕舞った
もう冷え込む日はないだろう
薄手の服を取り出して並べる
少ない
買わねば
これを冬にもやっているので
学習をしない生き物である
立夏
ステキな言葉で飾ろうとも
素人には手に余った
上着も少ない
アウターも少ない
まあまあ、お安いチェーン店で買わねば
遊歩道に飾られた紫陽花の蕾が膨らみ
あとは咲くのみ、と言っていた
べとべとするのは嫌いだから
できるだけスベスベした素材の服が
ない
とりあえず衣替えはすんだ
あとは毎日毎日、天気予報とにらめっこして
季節の行間を口にかき込むしかない
湿気で髪がボサッとしてて
いじりいじりと手で直す
服みたいに来たらストンと落ち着いてくれないか
どんなに着飾っても
自然には負けてしまう
どんなに季節を楽しんでも
移ろいに負けてしまう
いつも負けてしまうので
学習しない自分なのである
そんな負け続きなのに
イイ言葉にして先人は歌っている
素人には手が余る
楽しみと言えば紫陽花が咲いてくれることだ
そうか「移ろい」に従う自然
それを楽しむ自分
なるほど、WIN WIN
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