第39話 魔族の国 王都アレンヒル

気持ちの整理をした。でも少し府に落ちない点があるんだ…、俺…ロリコンだったっけ?いやノーマルなはず。



いやソニアは可愛いし、懐かれたら嫌な気はしないようん。でも性行為するまでには至らないよね普通。



もしかして何かかけられてた?魅了系とか。嫌々疑ってはダメだよね、200歳過ぎてて合法だし。


と言うか……怖かったなぁ嫁達2人。自分から白状するべきだと思った、後でバレたらもっと怖い目にあってただろう。



「いつかすると思ってたニャ、ユーキ…」


「ごめんソーニャ、アリア」


「兄さま、私たちは責めているのでは無いのですよ…でも何でなんですか?なぜ寄りによって魔族…いえ魔王となんて…」



「いや、いい子だよ…200歳年上だけど…。」


「ユーキ、そんな事聞いてないにゃ。どうするつもりにゃこれから」



「うん、ちゃんと話し合ってくる。もしかしたら嫁が増えるかも知れないし…ひどい場合は国を出るかも知れない。ごめん」



「その覚悟があるのなら私達は何も申しません、兄さまに付いていきます、何処までも」


「勿論ついていくニャ」



「ありがとうアリア、ソーニャ…大好きだよ2人共」



と言う出来事がつい先ほどあった、嫁達には感謝だな。本当にいざとなれば


自分達の国を作るなり、辺境の土地で静かにスローライフを送るのもいいかもな。



んー今から行っても中途半端だし、先ほどの小高い丘でテントでも張るか。


ソロキャンって奴だな、料理は出来立てのがボックスにいくらでもあるし。


なんならキャンピングカーを出してもいいが、今回はテントで地味にしたい気分。



イスとテーブル用意して焚火台に火をつける…火を見つめて考え事をしているだけで


すぐに夕暮れに…。今日は海鮮丼かな気分的に。出来立ての海鮮丼は新鮮でとても美味。

海鮮丼にはワサビ入れない派だ、一度入れたけどワサビの風味しかしなかった。


マグロとかブリ、サーモン等の脂ののった刺身には合うけどね。



寝る時間になり寝ようかとテントの中で横になると、ソニアが入って来た。



「さっきぶりなのじゃ雷帝、添い寝しにきたのじゃ」


「おう、さっきぶりだな。ちょっと気恥ずかしいけど…おいでソニア」


「落ち着くのじゃー…しないのか?わらわはウェルカムじゃよ?」


「うーん怒らないから質問に答えて欲しいかな、最初に魅了系のスキル掛けた?」


「バレたか、でも全然かからなかったのじゃぞ?最大にしてもほんのり掛かった程度じゃった、あの程度効いておらぬのと変わらんよ」


「そっか。言っちゃ悪いけど俺はロリコンでは無いからな、気になってたんだ。でももうソニアは別だよ可愛いしプニプニしてるし‥抱き心地もいいしね」


「ごめんなのじゃ雷帝、一目ぼれしたのじゃ他意はないのじゃ」



返事をする事も無く口を優しくキスしてふさいだ、本当にソニアは愛しい。別に嫁達も好きだけどね勿論。なんか守ってあげなきゃとか手放したくないと思ってしまう。



そうしてまた朝まで行為は終わらなかった。



起きたのは昼過ぎ…ソニアはこの鬼畜めとポカポカ叩いてきたが可愛いだけだ。


きっと嫁達と会わせても可愛がられるだろう、一番年上なのに。



遅めのランチを済ませていよいよ国に入国した、ソニアと一緒に…視線が痛い。


街もすごく綺麗だった、これだけでもちゃんと治安が守られているのが分かる。


露店もあるし食べ歩いているとソニアの人気が高いのが分かる、あれ雷帝じゃね?

と言うひそひそ話も多いけど。



いよいよ城か…どうなる事やら。



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雨が降ってますね、風邪ひかないようご注意ください。

俺は馬鹿なのでここ7年くらいは風邪ひいて無いです。



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