第44話 20230304「第43話つづきと、SC-900」
(カクヨムの毎日投稿のやつで、更新がどういう扱いになるのかわかってないので、あえて43話の続きをここに。)
「日本がいろいろ失っている件」
ぐぐると、2020年代はその前の数十年を「失われた20年」とかいう。ITにしても半導体にしても、基礎研究力にしても、社会保障にしても、円が買い叩かれていて、いまはなんと日本人が外国で働く方が稼げるし満足感を得られるという。また、海外からの留学生が日本の物価の高さなどでアジア圏のほかの国で勉強することを選ぶともいう。
とくにぼくが感じるのは、海外からの文章が、日本語にかわるときの「置いてきぼり」というところだ。コンシューマーゲームで表示されるメッセージ、あるいはマニュアル。パソコンのソフトウェア、ヘルプサイトの文言。翻訳サイトにかけてから、「日本語を母語としている、あるいはそれに近い立場の人がチェックする」というフェーズがあまりにも軽視されている。
残念ながらそれをベンダー側に求めることはもう叶わないとも思う。かれらはすでに日本のユーザーにこれ以上のリソース(つまり金)をかけて、文章をブラッシュアップすることをやめている。そしてそこは、「有志」に任せている企業もある。
たとえばWindowsやオフィスソフトで有名なマイクロソフトは、基本的にソフトウェアの技術者向け情報を基本的に機械翻訳で提供している。それらを有志が、トンデモな翻訳を日本人がわかるように修正作業をしてくれている。
(だから翻訳が変だからって文句をいってはいけない。そう思うならあなたが編集アカウントを取得して行えばよい。)
オープンソースソフトウェアの世界では、日本に限らず、各国でそのソフトウェアがよりよいものになって自国のユーザーで使えるように、ローカライズが有志、あるいはコミッターという役割の人によって行われる。コミッターには、有志の方や、フルタイムコミッターという、会社に所属しながらオープンソースソフトウェアの開発などに貢献する、しかも名前の通りフルタイムで行う人がいる。日本では(残念ながら)フルタイムコミッターは少ない。これも「失われた~」の影響の一つだと思っている。
2011年、「僕の妹は漢字が読める」というラノベは僕の度肝を抜いた。そこまでとはいかないが、最近の日本語は変ぼうしていると思う。このまま変わるのか、それともオールドスタイルが阻止するのか、流行のAIがどないかするのか。僕はとりあえずてにをは、ちゃんと使おうと思う。
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ここから44話
けいは「ここからですか……」
なみかわ「そうや……」
天王寺の1番ホームのそば屋でカレーうどん500円の食券をICOCA定期券のチャージ分で手に入れた俺。
カレーうどんのカレー辛いわーと辛い物苦手なんですけどどうでもいいギャグをひとりボケツッコミしつつKindleで見直していたのは、Microsoft Learnのサイトでした。このサイトもトピックによっては直訳すぎてわからないことがままあります。
何で見直しているかっていうと、今日試験だったんすよ。SC-900。いや平日昼間の仕事でSESなんですがサイトとサイトの間の期間に試験でも受けるかって適当な時期に予約したら、予定より早くお客さんのところに行くことになって、勉強時間がまったくなくなってあせりました。だから間違えた問題を見直していたわけです。もちろん試験問題だって日本語訳がしんどいので、英文の元の文章に切り替えて表示させてたりした。
ていうかその前にn日前に、AZ-900っていう資格もなんとかとったんですけど、これの体験記をQiitaに書こうとしてその下書きも止まっている。でもKAC2023やらがあるのでしばらく可処分時間の優先順位がやっぱりカクヨムになってしまうのよね。
けいは「そしてカレーの出し汁がKindleの画面につくんですね」
なみかわ「うぼあー」
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