決意
母の言葉になぜ、君が泣いたのか……
初めて君を家族に紹介した日
母と二人きりで何を話していたんだい
あの時のお義母さまの言葉でね
わたしの気持ちが固まったかな
あなたと結婚しますって
母はなんて言ったの
ふふっお義母さまねこう言ったのよ
自慢のお庭を案内しながらね
『花だけ観ていては駄目よ。植物はね、枯れてゆく姿が一番美しいの』って
母、自慢の庭。
そこには自然への
花が咲いている時だけでなく、植物のライフサイクルや特性、枯れた姿をも慈しむ、母の世界が広がっていた。
それはまるで、自然がすべてを受け止めるかのように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます