053 ゾーンに入った10月

 明日とお伝えしておいて忘れていましたか私!(;^ω^)(;^ω^)

 抜け作常習犯の私のこと、ここは平にご容赦のほど。抜けているのは一生治らないのです。




 本題に入りますね?

 フッフッフ。一通り書き上げたのですよ、ついに。いやあ、いいものですねこの感触は。なんとも言えない達成感があります。

 聞こえます人々の喝采が。以前は聞こえず、今は確かに。昨年と今年の大きな違いのひとつです。

 私以外には誰にも望まれずに生を受けた前作と、いくらかは期待されている今作と。それゆえにしっかりとエゴを抑えて読みやすく、文の量も半分程度にするよう鋭意取り組んでおります。


 ここからは楽しい楽しい改稿です。はりきって参りましょう!

 初稿で苦しんだところほど第二稿では楽ができ、雑に書いて先に進んだところほどこれから苦労するでしょう。

 出先でも編集できるようにHDDからウェブサイトにデータを移しました。これからは小さな空き時間でそれを開いては直しを入れる日々が始まります。

 コピペする際にチラッと読みましたが、前半部分の雑なこと雑なこと。えいや~でサラ~っとですよ、信じられません。『完成度は25%でいい』を鵜呑みにして雑に書いております。ひどいと文を最後まで書いていなかったりも。O型の私め……グギギ。


 それはそれ。

 さあて、さて。

 初稿を終えたのですが。嬉しさ半分、気だるさ半分というところです。まだ第二峰、頂上はまだ先ですからね。これからを思うと身じろぎしてしまいます。冬山はここからが本番ですから。

 初稿もね、私の味方だったらいいのですよ。ヤツは敵ですからね。序盤の弱さは相当補強せねば、去る方々の靴音が止みません。


 さらに中盤。

 20話から30話にかけての出来が非常にお粗末なのです。書いた本人ですからね、知っています。あれでは初稿とはまだ呼べず、プロットver2くらいの代物でしょう。当時はこれ以上ここに留まっていてはまずいと、生命の危機をすら感じました。緊張の糸が切れるところだったのです。

 もし一時でも切れてしまえば、もう一度繋ぎ直すのにどれだけ時間を要すことか。それゆえの通過判断、それゆえの転進でした。第二稿ではしっかりと向き合い、きちんとおれごん流を叩きこんでやるつもりです。


「初稿では世話になったなあ。この第二稿で借りをまとめて返すぜっ!」


 再び負けないことを祈っていてください。

 終盤は私の味方です、たぶん。なによりかなり時間をかけて丁寧にやりましたからね。書いていて楽しかったですし。やはり力を貯める展開よりは開放する方が楽しいに決まっています。

 そんなこんなで第二稿に入ります。みなさまもご存知、読んでいって意味が分からなかったり足りなかったりを直す作業を。


「それって、こうしたら効率いいんじゃない?」


 元々お節介なおれごん未来はちょいちょい口を挟むのが得意です。それは物語でも同様。自分の文章にひたすらダメ出しを行います。それで少しでもスッキリとした文に変わればすがすがしい気分にもなりますよね!

 ここからの作業が好きなんですよ。

 アイデア出しは好き。チェックとブラッシュアップも好き。要はプロット作りと改稿が好きなんですね。

 逆に嫌いなのが初稿……。無闇やたらに出された雑多なアイデアを理路整然となるよう並べ替えたり、辻褄が合うようにしたりするのがとても苦痛なのです。

 これには多くの書き手さんの共感が得られるような気がしています。延々とアイデアだけ出していればいい職業に就きたい。鬱陶しい自称監督の誕生です。




 みなさんはゾーンに入った経験がありますか?

 私はスポーツでは幾度か、ゲームでもまあまああるのですが、こと読書においてはほぼ入れます。(ここで言う読書とはマンガのことです)

 まったく周囲の情報が気にならなくなるんですよね。どれだけ話しかけられてもまるで気づかずに憤慨される経験をしたのは家庭を持ってから。それまでは読書の際は常にひとりで居ましたし、親には怒られるのが日常でしたので、自身が読書の際にゾーン状態にあるのを自覚していなかったんですよね。

 お風呂上がりで読み始め、そのまま体を冷やしてしまったことも。正座で読み始めて読後に足の痺れでのたうちまわったりとか。

 そんな特技? をおれごんは持っています。


 実は執筆もなんですよ。書き始めると暴走特急が止まりません。

 チラッと時計を見ると1時過ぎ、次に見たら1時半、その次に見たら2時半。


「よし、まだ行ける!」


 その次は。


「4時過ぎ? あれ? 3時は?」


 と言いますか、ブワァ~って思考を巡らせていると時間の進み方が尋常でない(;^ω^)

 ほんの5行くらい書いたらもう1時間経ってます。5行ってほとんど100字くらいです。

 想像してみてください。私がマウスやキーボードに手を乗せて数十分固まっている様を。それで1行くらい書いたらまた無言でフリーズ、その繰り返しですよ? 自分でカメラを仕掛けて後で早送り動画を見たいくらいです。

 信じられます? まるでホラーのようですよね。

 以前はお尻が痛い肩が凝るなんて言っていましたが、姿勢良くパソコンに向かうようになってからはまるで疲れ知らず、いつでもフリーズおれごんで居られます。




 2021年10月終了時点のデータを示します。

 総話数          47→49話

 初稿完成話数       40→49話

 第二稿完成話数          0話

 増加文字数       38,051文字

 延べ文字数      325,942文字

 延べ日数           235日

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