第14話 あなたの身近にも?

 厚生労働省の調べによると、精神疾患を有する患者の数は増加傾向にあり、平成29年には約420万人となっており、傷病別の患者数をみると脳血管疾患や糖尿病を上回るなど、国民にとって身近な疾患となっている。とある。


 例えば、精神疾患と言われても、病名や症状は人それぞれである。街の中ですれ違ったとしても、わからない、あるいはそういう風には見えない等、精神疾患は目に見えないものである。つまり、なかなか理解が進まないと言ってもいいのではないか? 他にも、精神疾患で急に大声を出したり暴れたりすることもある。そういったこと等で、精神疾患に対する理解がしづらい等があるかもしれない。そもそも、精神疾患を当事者が受け止めるのにも時間がかかることもある。ひょっとしたら、あなたの身近にも精神疾患の当事者が隠しているだけで居るのかもしれない。そういった時には、あなたが無理に理解しようとしなくてもよいのかもしれない。なぜなら、精神疾患はやはり複雑であるからだ。けれども、同じ人間でもあるのだ。差別をせずに同じ人間として接してほしいとボクは願います。

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