アーマーズ
@TakamiyaRiku
第0話 【・炎と氷が別れた日】 プロローグ
(体が熱い...いや..寒い..?目の前が良く見えない...体も..動かない...)
炎によって焼け落ちる建物焼け死ぬ人々、氷に覆われ氷漬けにされた建物や人々、その中に唯一息がある少年がいた。
(どんどん..意識が...あいつは..皆は..無事かな..)
少年の意識が失われる直後1人の男の声が聞こえた。
「喜びたまえ!幸運か不運か君がこの村唯一の生存者だ!」
何故か、その男の声はハッキリと聞こえた。
「一人で完璧な英雄になるか、二人で完璧な英雄になるか。君はどちらを選ぶ?」
その言葉からは、恐怖、哀しみ、怒り、喜び、などの感情は何一つ感じなかった。
「おれ...は...」
その言葉と共に、俺は男に手を伸ばした。
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一人で完璧な存在になり、二人で不完璧な存在を目指すか
二人で完璧な存在になり、一人で不完璧な存在を目指すか
少年は一人で完璧を目指せば目指すほど、完璧から離れていった。
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