昭和末バント

時代は変わろうとしている。

だが今の俺たちにはそんなことは知っていもて事が伴わない、人と違った事をしたい。何かこの1ページに刻みたい、それが僕らを湧きた。

人はそれぞれ青春が違う。吹奏楽部のトランペットマン、放送部のP.Aマン、写真部のカメラマン、生徒会野郎1人、そして逆ギターが一人で、始まった高校2年の夏が終わり、秋の文化祭で展示の部屋に出て、会場の片付けを皆でやっている時に、来年の文化祭でバンド部屋に出ようぜ、と話が盛り上がった。

P.Aマンは、スクエアファンであり、音楽好きである。その時、スクエアの音楽を聴きながら、2人がほうきをギターに真似て、演奏の真似をやった。そして高校2年の文化祭は終わった。二、三ヶ月してカメラマンが、ギターとドラムを習い始めていた。そして二、三ヶ月の日々が、流れた。PAマンは、ラインドシンセイーを購入した。トランペットマンは、ベースをPAに借りてやり始めた。

そして来年の文化祭がやってきた。ソールブラザーズ又は、C.Bという名においてバンドをやり始めた。むろんボーカルは野郎である。そして彼のボーカルは、どんな歌でもコミックにしてしまう。ずばりいって音痴である。だがそのマイナーが、そのよさに結びついてしまった。

だがその間いろいろ問題があった。

逆ギターは、部室に置いていた。ギターがなくなったとかで、俺はできなくなったとか言い出したり、頼んでいたキーボードは、なかなか練習にこれずタイミングが合わず、結局4人で出た。PAマン、トランペットマン、カメラマン、野郎で4人で出た。

ハプニングはあり過ぎたが、俺たちにとって一生懸命にやれ、文化祭はおわった。


 やったぜ、ベイビー

   遠くにいる、思っている人~


今の俺たちは知るどころではなかったが、その半年後、時代は平成に変わった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る