第5話
レポートの完成が近付く頃、部活の顧問に
呼ばれる。
部屋の主は
長期休講間近の土曜日は講義も少なく、学生
も疎ら。
起こさぬよう静かに抜け出す。
怪我の経過も良く、間もなく復帰出来そうだ
と浮き足立ちながら打合せを終えると、戻る
べき部屋が騒然としていた。
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