(三)
翌日登校すると、教室には小林が来ていなかった。単に遅刻しているだけかとも思ったが、二時間目になってもやってこなかった。そもそも松崎たちの不良グループは、不良といってもガチで悪い奴らではなかった。授業は寝ててもサボって無断で学校へ来ないとかというのもなかったし、悪ぶっていても遅刻などもしなかった。部活はサボるし学校の成績は良くはないみたいだったけど。
だから病欠でなければ何故登校してこないのか、イマイチ不思議だった。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます