シミとの戦い

 お肌も気にはなりますが、そっちのシミではなく、「紙魚しみ」との戦いです。

 

 紙魚は、昆虫です。

 梅雨ころ、家の中でたまに見かける気持ち悪い虫。

 細長く平べったい体は鱗片に覆われ、頭に長ーい触角、お尻にも触角みたいな毛が生えていて、船虫に似ています。

 起源は古く、ゴキブリより昔からほぼ姿を変えずに存在しているらしいです。

 動きは素早く、やっつけようとしても逃げられることがあります。

 私は虫が苦手なので、見た目だけでもゾワっとして嫌ですが、紙や乾物を食べる害虫というので、とにかく家からはいなくなって欲しいと思っています。


 室内で殺虫剤を使うのには抵抗があった所、ネットで調べると「ラベンダーの香りを嫌うらしい」という情報が書いてありました。

 早速、ラベンダーオイルを焚いてみました。

 お願い、これで出て行って!


「紙魚」…… 気持ち悪い虫なのに名前は洒落ていると思います。実は別称はさらに可愛いくて「雲母虫きららむし」「箔虫はくむし」っていうんですって。

 しかも英語では「silverfish」。無駄に格好良い。


 あんなに不気味なのに、何ゆえ名前は立派なのだ⁉︎


 





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る