02

一定の間隔で乱さぬよう息を吸い、時間を掛けゆっくりと吐き出す。

この時間が延々と続くような気さえしたが遠く聞こえたホイッスルの音に安堵しそうになりつつ最後の力を込め、水をかいた。


その手を伸ばした先に、見えた光は。



tw:11/5/24

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