第15話 明日を嫌う者の戯言
生きるためにもっと学習しろ……
再び後悔しないためにその身体に刻め……
戯言だろ。
誰かこの世界の答えを知っているのか?
今日という日の答えを知っているか?
明日という日の答えを知っているのか?
昨日という日の回答を答えられるのか?
それこそ戯言知ってる。
答えの無い日々。
何もわからない日々。
壊れそうな日々。
でも望んだって明日は壊れず訪れる。
望んだって昨日は消えず残り続ける。
僕の流す涙でこの世界は変わってはくれない。
訪れる僕の明日すら変わってくれない。
泣いたって、微笑んだって……誰も救われない。
壊れていくのは僕……知っている。
ちっぽけな僕の戯言を……誰に向かい叫ぶんだ?
自分も救えないその言葉は誰も救えない。
だから……そんな
目覚めたくない……起こさないでくれ……
そして
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます