いじめの怖さ

第1話被害者目線編新学期

私は今謹慎させられているーー

ただみんなと仲良くしたかった！！悪いのは、みんなよ！

何故こうなったか今から話しましょう。

4月

キンコンカンコーン

『起立、礼』

たくさんの笑い声が聞こえたーー

私は、白花紬(しらはなつむぎ)

今日から高校生友達作り頑張るぞ！！そう意気込んだ。

バスで同じクラスの子が、｢となりの座って良いかな？｣と聞かれて私は、｢良いよと答えた。｣それから私は、一生懸命話しかけた。

｢趣味は？｣

｢好きな教科は？｣と問いかけてみた。

そしたら相手の子は、｢国語、英語が好き｣とか答えて｢likoto交換しようと｣言い出した。

私達は、直ぐに仲良くなったーー

ポニって伝染病もあり、なかなか学校に行けなかった。やっと行けるようになったのが、6月頃になってから。6月頃にチャットアプリでバスで仲良くなった友達とある約束したそれはーー

｢はじめまして、白花紬です。｣｢はじめまして、白鳥葵です。｣

そう、この白鳥さんに声をかけることだった。

ピンポーン

｢学校からメール来た、やっと学校行ける！主席番号前半と後半で別れるらしい、主席番号教えて？｣

｢本当！？私の主席番号20番だよ｣

｢それだったら午前と午後離れるね…｣

｢悲しい…逢えないね｣

｢そうだね…｣

｢そう言えば、紬ちゃんの前の席の子と仲良くなったよ｣

｢え！？likoto交換した？｣

｢してない｣「分かった、私が勇気出して声かける｣

｢頑張って！｣

｢ありがとう！！｣

それが新学期の始まりだったーー