第17話 苦行1

「佐藤君」


「はい」


「篠塚さん……は、欠席」


「鈴木君」


「はい」


ああ、満島先生のクエストなんもやってねぇな。どうするか。


「今日から、運動会の練習が始まります。皆さん暑いですから水分を良く取って頑張りましょう」


少し茶色の髪をハーフアップにした難読ネーム陽葵ひなた先生が学校の先生ジャージに着替え腕まくりしている。


やはり、俺のみ込んだ通り、出るとこは出て引っ込んでいるところは良い感じに締まっている。おまけに清楚系お嬢様の雰囲気を纏っている生来のお嬢様。惜しい、是非ともウチの店で採用したい。


そんな、俺の妄想は横に置いておくが、運動会の練習をほぼ一日中2週間もする。持つのか?俺?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る