第46話 大正生まれの洋食 コロッケ

大正時代に流行り出した 日本でアレンジされたコロッケ


西洋には多くのコロッケと同種のものがありますが


フランスのクロケット 

ホワイトソースにミンチした肉にパン粉をつけて揚げたもの


それをジャガイモをマッシュしたものにホワイト系のソースと肉のミンチを

混ぜて揚げたもの


当時はジャガイモよりサツマイモなどの方が人気がありましたが

ジャガイモはコロッケなどに使われ始めました


明治38年(1905年)銀座の洋食 煉瓦亭の店などでメニューとして出され始めて


豚のカツ ブフテキなど ライスカレーと共に広まってゆきます



大正時代 大正6年には高級店だけでなく 銀座などでお惣菜として販売が始まり


昭和の始め チョウシ店などで

肉の切れ端などを活用したコロッケが売り出されて安価な素材となっていきます

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