第44話 シオンの丘 シオニズム運動

西暦以前 聖書の時代から 

バビロニア虜囚(ユダヤ人の大半の国民が奴隷として連れて行かれた)

他にもエジプトなどに奴隷として囚われてます


また 古代ローマ時代 ユダヤ人は

約二千年前  反逆の戦いにローマ帝国に破れ 追放され(デイアスポラ)

住んでいたパレスチナ 都のエルサレムを追われてゆくことになりました


あるいは キリストを処刑される原因を作ったのが

同じユダヤ人 だった為に(キリストはユダヤ教徒の司祭との争いも) 

中世から 迫害され 時に数千人が虐殺さえあっていた事が続き

(スペインでのペストの騒ぎの時など 他にもロシアなど各地で虐殺事件)


本来 キリストも同じユダヤ人で ユダヤ教の改革を目指したのですが・・


コンスタンヌス大帝の時代にキリスト教がローマ帝国で国教となり


ユダヤ人に対して やがて社会的な不満、不条理の矛先を転換

憎悪、嫌悪としてユダヤ人に押し付けてゆき 


他にも 住む場所や職業の限定的な不利、不条理を

法律で押し付けられていました 

近世に反ユダヤ主義の理論(差別、排斥 )も現れます


近世 19世紀 ユダヤ系のドレフュスがスパイ容疑で断罪され

人々が「ユダヤ人を殺せ」と叫ぶ姿にショックを受けた


ユダヤ人(系)のヘルツルが始めた 『パレスチナに帰ろう運動』

「故郷を再建しよう」 シオニズムです


☆シオンの丘はエルサレムにあります

          

第二次世界大戦で ナチスは残虐なユダヤ人の大虐殺(絶滅計画)を行い

この悲劇は シオニズム運動から始まった イスラエル建国

実現へと導きますが 


そこに住んでいたアラブの人々の住む場所を

奪う事になりました 今なお続くパレスチナの問題


参考に ナチスの大虐殺で悲劇を迎えた話の一つに

「アンネの日記」などが有名です


☆エルサレムにはソロモン神殿跡 嘆きの壁(ユダヤ)

キリストが処刑されたゴルゴダの丘 聖墳墓教会(キリスト

マホメット(ムハンマド)の岩のドームなどの三大宗教の重要な場所です

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