第9話 諸葛孔明と饅頭

饅頭にはこんな伝説があります


孔明軍師が大軍を率いて帰路についていた処

濫水という川が氾濫して 立ち往生しました


理由は戦乱で命を落とした兵士達の魂が

暴れているための事でした・・・


鎮護の為に 儀式を行おうとすると

部下の一人猛獲が 49つの首をお供えする必要があると言いました


そこで首の代わりに 牛と羊の肉のミンチで肉の餡を作り

それを小麦粉でこねたもので包み 人の頭に似せた形に整えて

セイロで蒸して 川辺にお供えして 祈祷した後で

川に投げ込んだところ 荒ぶる魂は静まりました


無事に川を渡り帰路につけたのです


これが饅頭になったとの事でした・・・

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