仏道

梅ちゃん

繰り返し輪廻のように

哀しみも癒えることはないのであろう

大自然の山頂に立ち

大空を駆け巡る

主のようになりたいと

愛弟子のように思いを跳ねる

それは決して楽しみだけの道ではなかった

自らおのずと厳しい険しい道であり

苦しみの連続であった

しかし男は敢えて、その道がいいと思った

あまりにも小さな凡人の身で

仏に対する懺悔の繰り返し

膝まずいた敷地は、泥にまみれていた

数人の男達が何度も懺悔を試みる

この男達の姿を見て

誰一人、あわれさを感じずにはいられないであろう

仏様へ、この男達に歓喜の喜びを与えたまえ！

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