熊は居りませぬか?への応援コメント
今年は特に熊被害のニュースを耳にするので、時世も鑑みて肝が冷えました。
カタカナにしているところが、また感情がどこかに転げ落ちてしまったみたいで、じわじわと怖いのが良いですね。
作者からの返信
いつも、ありがとうございます。
熊にしても多くは人間なぞには出会いたくなかろうと思うのですが、中には積極的に出会いを求め、剰え、獲って食おうという料簡の熊もある由、中々に剣呑です。
羆ならずも月輪熊にもかような料簡のものがあるとか。世知辛い世の中になったものだと思います。
熊にはまだ出会ったことはありませんが、猪には何度か山道を歩いている折に遭遇しており、群れであったり、大きな個体であったり、随分と怖い思いをしましたが、幸い、向うの方から逃げてくれたため、実にありがたいことでした。
編集済
ヌートリアの泳ぐ川への応援コメント
不思議な御作ですね。意識がヌートリアの泳ぐ川に水脈を曳くような、何かが左右に揺れた後の川面の流跡のような、その視覚的効果に先ず魅せられます。そして拝読した後には、私の見当違いとは思いつつも、想人か死者に対してか、独り寝覚めの孤悲しさを湛えるような印象を受けました。
言葉そのものは勿論、そのコノテーションを探る愉悦をも味わうことの出来そうな、雅量に富む素晴らしい御作に思われます。ウソ(笑)ではございません、素晴らしいです。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
その上、過分なお言葉まで頂戴し、非常に嬉しく、喜んでおります。
ヌートリアという存在や、それが泳ぐ川が日本にもあることは存じておりますが、実のところ、僕はヌートリアというものを見たことも、それが生息するという川に行ったことも無いのです。
調べたところ、狸獺だの、沼狸だの、河狸鼠だのといった漢語があるようですが、いずれの語からもからりと乾いた心地良さは感じられず、濕氣寒が僕の神經繊維から精神へじく〴〵と浸潤していくやうな、識閾下の壓迫に脅かされるが如き心持になります。
又寫眞で見ますと、彼の獸は妙に赤茶けた長い門齒を有してをり、斯やうな事を申しては渠に對する禮を失するやうにも思はれますが、何やら隨分と汚らしく、剩へ腥い臭味にさへ僕の鼻腔から更には肺迄を侵されつゝあるべく感じられます。
渠等にしても、僕等の事を警戒こそすれよもや歡迎抔しますまいから、彼我相互に友好的な關係抔到底結ばれさうには思はれません。
生類は相憐れむべしとは重重存じてをりますけれども。何とも。
翡翠への応援コメント
楽しく読ませていただきました!
更新がんばってください!また来ますね🐰
作者からの返信
お読みいただき、また、激励をいただき、ありがとうございます。