フランス革命
ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815:やがて悲しき
鹿島茂さんの「ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815」を読んだ。
講談社学術文庫から出ている。
ナポレオン、フーシェ、タレーラン。
血まみれのフランス革命が生んだ三匹の怪物たち。
三者三様の際立った個性を持つ彼らは、それぞれが相容れぬ存在であった。
しかし、苛酷な時代を生き抜くため、自らの目的を果たすため、彼らは手を結んだ。
敵よりも怖い味方に、時には窮地を助けられ、時には背中を蹴られながら、彼らはそれぞれの求めた高みへとたどり着いた。
晩年のナポレオンは外国だけでなく、フランスにとっても厄災的な存在となってしまったが、その描写がただただ悲しい。
ナポレオン対ヨーロッパという、フランス内外の人々が彼を止めようとする光景は、滑稽でありながら笑えない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます