夏の音
君が誘ってくれた花火大会。
空を見上げ「綺麗だね」と呟く君の横顔は今まで見たどの花火よりも綺麗だった。
けどそんなことを告げる勇気もなく時間だけが過ぎていく。
花火大会のラスト、このまま君と離れたくなくてなけなしの勇気を振り絞って言った「好きだ」という一言を空に響く夏の音がかき消した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます