落ち込んでいる人への手紙
落ち込んでいる人へ
人生の先輩から生きていく上で大切なことを教えてあげよう。
まず、目の前にいる人、そばにいる人、あなたを思っている人(生身の人)を大切にしよう。
例えば、親。家族。
目の前にいないどこかの誰か(例えば私)の言葉なんて、空虚なものでしょう?
冷静なときには役に立ったりもするけれど、今の貴方にはなんの役にも立たない。
それより、あなたはもうちょっとリアルな感触を求めているのではないかと思う。
身近な人にハグしてもらって、人の温かみを感じるとか。(恥ずかしければ、せめて握手とか?)その人と一緒にご飯を食べるとか、その人と一緒に音楽を聴くとか。
とにかく、落ち込んでいる人の傷を癒やせるのは多分、空虚な言葉を連ねる私ではない。
近くに身近な人がいないって?じゃあ、ちょっと電話してみよう。メールとか文字を使う媒体じゃなくて、電話。誰かの声を聞くだけでも、少しは落ち着くんじゃないかな。
電話する人がいない人は、いつでも電話を受け付けるという人がいるらしいから、検索してみてね。もう使ってたらごめんなさい。実のところ私もまだ電話かけたことがないんだけど……(い○っちの電話)
もし、そこの落ち込んでいる人、もしかしてここまで文を読んでいるのかな?まだそこで画面を見つめているのかな?
それはよくないな。今すぐ誰か身近な人にハグしてもらいなよ。
ハグしてもらえる人がいないときは、自分で自分を抱きしめるのも一つ効果的だって聞いたことがある。あと、柔らかい毛布にくるまれるのも癒やし効果があるらしい。
文字や言葉は力を持っているけれど、限界がある。受け取り方も千差万別だから、必ずしも自分の思っているとおりに意思疎通できているとも限らない。特に顔が見えない私みたいな者を相手にしては。
それより、あなたのそばの人やものを、もっと愛してあげて。感謝してあげて。するとみんな、喜ぶから。あなた自身の心も、喜ぶから。
騙されたと思って、やってみて。嘘じゃないから。
おそらく人生の先輩の空虚な言葉を連ねる顔の見えない冷静な私より
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