なんでもいいからできるだけ書く(打つ)ことにした。

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小説は人生に必要だと思う

 小説は人生に必要だと思う。

 例え現実がどんなに辛く、厳しいものであったとしても、いや、そうであればこそ、小説という虚構は、人生を生き延びるための糧となると私は考える。

 人には娯楽が必要だ。娯楽のための時間などないという人には、本当にそうか?と問いかけたい。

 人は時間が少なくとも、空想することだけはできると思うのだ。そして、その空想の世界を体現しているもの、あるいは、空想へ誘うきっかけとなるものの一つが、小説だと思うのだ。


 あなたが今どんな辛い思いをしているかなんて、私は知らない。小説を読んだり書いたりする心の余裕なんてないのかも知れない。


 でも、これだけは言いたい。あなたの読んだもの、そして、あなたの書いたものは、決してあなた、そして世界にとって無駄にはなっていないということ。むしろ、それらを潤しているのだということを。


 私の考えが浅いこと、あなたの危惧していることがこの文章では解決されないことも私はわかっている。しかし、これは経験として、確かなことなのだ。

 

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