『viGnEtte』の棚

「世界」の項

　創作世界（WonDer）のひとつ。

　無数の命を湛えた惑星が点在する広大な宇宙空間を有しており、その具合的な広さは把握されておらず、現在も膨張を続けている説も挙げられている。

　最たる特徴として、ヒトが生存する惑星はそれ自体が巨大な生物の姿を有しており、その大部分は魚類を彷彿とさせている。

　地表に影響のない速度で宇宙を遊泳しており、定まった軌道があるのか、惑星の意思の元に気ままな旅をしているのかは不明であるため、星に住まう者からは惑い星（まどいぼし）と呼称されもしている。

　この世界には、大恒星が放つ昼明りと星領（スタースポット）が放つ星灯りの二種の光が存在し、ヒトは基本その光の中でしか生存することができず、光の存在しない空間―ダークゾーンに入り込んでしまうと、その闇に溶けるようにして存在が消えてしまう（死んでしまう）。

　＜関連用語＞

　　【す】星領（スタースポット）

　　【た】ダークゾーン

　　【た】大恒星

　　【わ】WonDer（創作世界）

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