百科事典【HinoTsuki】

【し】ジペングニア…東大陸国＜DriNerD＞

　DriNerD（ドリナード）の４大大陸のひとつ。

　実際は他の３大陸と違い、大小の島々が寄り集まった姿であり、国土も最小。

　中心に位置する島が、霊峰（れいほう）白渓（はっけい）を有する練島（ねりじま）であり、国の中枢機関もここに集中している。

　活性季（フルシーズン）は春季（黄）と秋季（茜）。

　国民は、妖霊族（もののけ）が多く、それに次いで、蟲亜族（インセス）や小型の獣亜族（ママルス）が中心。

　乏しい資源を親交国である南大陸国（アメリゴア）との交易で補っている。

　古くから観光業や工芸品に注力しており、活性季（フルシーズン）の際は、外陸中からそれらを目当てとした観光客や収集家（コレクター）が押し寄せる程。

　多種多様な種族が寄り集まる機会が多かった結果、種族差別や宗教的な対立などの問題が少ない。

　霊峰（れいほう）白渓（はっけい）の影響により、空魚（くうぎょ）を始めとした粒子（パティ）が引き起こす現象が多く確認されている。

　それに関連して、万物の全てには固有の神がいるという多神論的な思想が広まっており、一時は唯一神（アイン）を提唱する北大陸国（ヴェルリゾン）と対立した過去がある。

　＜関連用語＞

　　【あ】南大陸国（アメリゴア）

　　【い】蟲亜族（インセス）

　　【く】空魚（くうぎょ）

　　【と】DriNerD（ドリナード）

　　【は】白渓（はっけい）

　　【は】粒子（パティ）

　　【ま】獣亜族（ママルス）

　　【も】妖霊族（もののけ）