砂粒
人ひとり、砂粒のよう
落ちてつまんで流されて
紛れたらもう分からない
どれがどれだか分からない
ひとつの岩崩れて
生まれたはるか昔から
だからいいのだ消えたとて
だからいいのだ増えたとて
砂粒ひとつの悩みなど
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