第272話 バレンタイン

節分も終わりバレンタイン間近ですね

誰かに手作りのお菓子をあげる日…

俺は彼氏達にはあげようと思ったのですが、

彼氏のお母さん達にも作っていいのかと心配になってたんです(彼氏に話したら大丈夫との事、そりゃそうだ、)

これ昔の出来事のショックもあって、


昔、人に手作りの簡単なケーキ作ったんです

ケーキ作ったんだ!と渡したら

俺の頭にぐしゃっと、

セックス依存の事を相手に知らせた後の事です


お前みたいなやつの作ったものとか食いたくない、さっさと片付けろ。


と言われて片付けてましたね…

セックス依存の女の作ったものなんて汚らしくて食えたもんじゃないと…

前に話した時も凄く優しい人でそんな事しないとか思ったんですけど、こういうことが1度あると怖くなるんですよね

そもそもセックス依存のワケありすぎる女が息子の彼女で良い顔する人はなかなか居ない、

それを分かってるから本当に俺は仲良くなろうとしても許されるのかと思って


簡単な事なんですよ、

ただお菓子を作って渡すだけ

それだけなのに

昔のあの人のように俺の作った物が気持ち悪く思えてきて食べたくないと思うかもしれない、そもそも付き合ってる事すら嫌がられててもおかしくないような奴で、

もう、思い出して声を出して泣きそう

やだなぁ、もうこういうのやめたい


明日元気になったらきっと

何のケーキ作って渡そうかな🎶

ってウキウキで考えられるはずだから

頑張って寝てしまおう、

その方が迷惑かけない

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る