やさしさ

だし巻き定食

第1話:どうしたいの?

頭の中が真っ白になる。


元々他者と話などを合わせるのが苦だ。

だから、

目線を下に逸らしているのもよくないのか、

相手がイライラしている気配が伝わってくる。


"どうしたい?"


そんなのは、自分自身で、何度も自問自答している。


今更誰かに問われるようなモノデモナイ。


でも、他者に突きつけられて

どうしたいのか、再度何度も何度も考えきたことを

再度短期間で脳内フル活動で考えてみるけども、


やっぱり、よくわからない。




「よく、わかりません。。。」


自分なりに絞り出した答えに、

目の前の相手はわずかに眉根を潜めた。

























正直な気持ちを伝えてもその反応なら。。。






「まぁ、いいか。」


とりあえず、明日も頑張ろう。













  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る