氷のように溶ける花 poem

風下 灯

第1話 夢

雲の上に座っている夢を見た


真夜中に


私は釣り糸を手に持っていた


糸の先に星の釣り針がある




公園の水仙の匂いがしなかった


ナイチンゲールの歌声が聞こえない


私は今孤独で虚しさを感じている


マンションの明かりだけが見えた


きらめく街の中で




私は明かりのついた窓に糸を投げた


私が望むのは


眠らない人がこの星を見て捕まえました。


私の雲の上に来て、私のそばに座ってくれませんか


心の奥底にある秘密を話しましょう



そして私たちは


未完成の眉を一緒に見つめる


スプレー缶を使うことができます


色とりどりの花火を描きましょう

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