水神さん
橋が透明になって消えた代わりに台座の様なものが出てきました。
少女は気になった台座の様なものに歩み寄ります。
その台座は全体的に真っ黒で光を反射して鏡見たいにピカピカでした。
少女は自分の顔が写ってる事が楽しいのか木の棒を置いて自分の頬っぺたをぐにぐにしています。
可愛いですね。
そんな綺麗な台座に青い龍のような模様が動き回り始めました。
少女は驚いて尻もちをついています。
果実は頭の上に乗ったままです。
「橋を渡りたいのかい?」
少女はいきなり声をどこからかかけられてびっくりしている様です。
「おいおい、意地悪だな水神さんよ」
蛇は声の主と知り合いの様で少しムスッとした声をしました。
少女は蛇を見て首を傾げています。
「ん?普段は橋を消すとかこんなに川の流れ変えないんだよ。なんか目的あるのか?」
蛇はシャーと鳴いて文句を言っています。
少女は木の枝を拾って立ち上がりました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます