第33話
今まで、いろいろと貸してきたが、このキスで充分、元は取り返した。
これ以上は、さすがに気が引けた。よほどラブリは疲れているのだろう。
「スゥ……😴💤 スゥ……💤」
何も知らず、天使のような寝顔でスヤスヤ寝ている。
後ろ髪を引かれる思いで、僕はベッドから降りた。
ゆっくり一人で寝させてあげよう。
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