ドワーフと炭鉱都市と活火山

人物紹介及び劇中用語 4章編

リュウガ・バッカス


冒険者ギルド・バッカス支部長兼酒場ポレポレの店長にして、炭鉱都市を拓いた一族の流れを汲むエンシェントドワーフの女性。

日焼けした肌にピンク色のポニーテールと赤目、ドワーフ族の身体特徴である巨乳と二本の角と怪力を持つ。

酒が大好きな割には弱いらしく、他の職員のベッドで朝方発見されることが多い。

元々はS級の上を行くSS級冒険者として活動していたがある時生まれ故郷のバッカスへ戻りギルド長の座に着くとなんの影響を受けたのか今のような形にギルド酒場を作りかえてしまったらしい。

歳を気にしている様子はないが結婚したことが無いのを大いに気にしている1000歳オーバー種族。



タトル・タロス

プラム・タロス


おもに隠れ里マグラスと鉱山都市バッカスをメインに行商を営むエルフの親子。

普段は専属の護衛がいるのだが今回は荷運びの際に腰を痛めており緊急でハヤト達にルリコを通して声がかかった。彼女は過去に何回も彼らの護衛を務めたことがありその為交流が深かったようだ。

エルフではあるがあまり魔法や弓に卓越していないため行商人という仕事を選んだ過去がある。



女神


この世界タキオンで主に祀られている神で国によっては国教となっている所もあるほど世界中に信奉者がいる。

稀人がこの世界に転移・転生してくることがままあるがその際とくに女神に出会ったという話は聞くことが無いため誰もその姿を知る者はいないとされている。

ハーピー族が女神に神域を護れと命じられた、深夜に働くことは悪行であるなど偏った教えが広まっている。



稀人まれびと


別の異世界で亡くなったり神隠しに会うなどしてこの世界に移動してきた者を指す。

異世界の記憶を持ったまま産まれてきたもの、生前の姿そのままにこの世界に現れたもの、既にこの世界の住人として成長した者が異世界の記憶を思い出す、別世界から召喚されて現れるなど様々なケースがある。

ハヤトとミサキのように同じ世界から同時に転生してくるような例は極めて稀らしく、リリィのように同じく日本から転生してきたという者もいるがそこが全く同じ世界とは限らない。

チート能力などと言ったものを与えられることもまず無いが全ての者に異世界言語スキルと魔法に卓越するスキルが与えられるが気づかずに終わるケースもある。

この世界タキオンはかなり以前から稀人の知識や文化が入り込んでしまいかなり侵食されてしまっているイメージが強いが魔力や魔石に頼る魔法文明の影響を覆すほどではない。しかし近代料理や蒸気機関、衛生観念などは上手く既存の文化に融合して生活レベルはかなり向上しているだろう。

基本的に元の世界に帰る手段などは発見されておらず、たとえ神隠しに会いこの世界に望まず転移してきたとしても帰還の方法を発見出来たという事例は報告されていないようだ。

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