20210806-1
(たまには「ポエム」を。今日は頭が酷いから。)
結局味のないガムを延々と噛んでいるように、そして味がなくなったら今までのガムを吐き捨てることなく新しいガムを口に入れる。そんな感じの頭の中を、1つの傷が余計に掻き乱す。ああ、これが本当の僕か。嘔吐してスッキリするのと同じで、こうして吐けば楽になるってやつか。極めて俗だな。
いつだったか僕は人に向かって「陳腐だ」
と言って人を傷つけたけれど、かく言う僕が一番陳腐になっている。多動に任せた、酩酊。具合悪くなって言葉を書き連ねる人なんて沢山いるんだよ、っていうけれど、そのうちの一人に見事になっている。
情けないと思う。あらゆることが思い出されて余計に情けないと思う。昔もこうして自分を責めた。でも昔と比べて変わったなと思うのは、情けないねと自分を評したところで誰が納得するんだろうと思うようになったことだ。そんなもんただの虚しい自衛としての卑下にすぎないということが分かったからなんだろうけれど。だから余計につらいよね。
この吐瀉物を、僕は無理やり「文学」とやらにしようとしている。免罪符としての「文学」。ありもしない夢みたいな情景を書いて誤魔化そうとしては止め、じゃあなぜ僕はこれを書いているんだ、アホか、ということを繰り返している。
外連味を嫌う僕こそが外連味のど真ん中にいる(こうした書き方も外連味である)
実用的な人間になりたい
じゃあすぐさま努力しなさい
はい
できません
はやく
すみません
誰も傷つけないなら自分で自分を傷つけるしかないのではないかと気づいた。でもそれも虚しいということに気づいた。何をしようにも申し訳ないです。
イヤーワームって言葉があるんだね。
へえ。
僕が気持ち悪いほどあるフレーズを口ずさむのもそれか。
あああああ
僕僕うっせぇな。さっさと〇じまえ。
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