20_シチュ|輝いていたアナタへ

あなたってばヒドイ人ね。

ずーっとワタシたちを待たせておいて、

やっと顔を見せたと思ったらかける言葉の1つもないなんて。

こういうときはね、「ただいま」って笑顔で言えばいいのよ。

謝らなくて、いいの。


ねぇ、まだ何か悩んでいるの?

あの頃の自分を思い出せないですって?

重ねる必要なんてないのよ、昔は昔だもの。

今のアナタのまま【筆をとって】、

また迷いながら【えがけば】いいの。

あの頃と同じでも違っても、またアナタが

楽しそうにきらきらしてさえいればいいんだもの。

だから「おかえり」を言わせて。

ワタシたちはいつまでも待っているわ。




===

2020.01.24 作/2023.09.28 改

いつも、いつまでも待っているのです。


『ワタシたち』は、「アナタが夢見た未来」かもしれないし「アナタを支えていたツール」かもしれないし「アナタに夢を見ているファン」かもしれない。――ということで、応援のシチュエーションボイスです。

 作中【】の部分は【マイクを持って/歌えば】【楽器を持って/奏でれば】など、応援したい相手に合わせて自由に置き換えてお使いください。言い回しの男声向け改変、および「ワタシたち(複数)→ワタシ(単数)」変更もOKです。


 ……自分の記録用に初稿も載せておきます。元々はペンネームを隠しただけのものなので、応援要素がほぼないのですけれども。


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あなたってばヒドイ人ね。

ずーっとワタシたちを待たせておいて、

かける言葉の一つもないなんて。

まだ何か悩んでいるの?

八年ぶりに顔を見せたと思ったら、

あの頃考えてたことが思い出せないですって?

重ねる必要なんてないのよ、昔は昔だもの。

ワタシたちも、あなたの森に咲ける日を待っているわ。

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