第三章 邪神ギリオン討伐編

第33話 一か月後

ギリオン神殿での出来事が終わって約一か月が過ぎて行った。

その間色々な事が起きていたのであった。

一つ目は正樹達がシルバーレイクに戻った一週間後にナイトハイム王国が壊滅したであったのだ。

一つの都市を残して。

ロマリア国のビクトリア女王は邪神ギリオンのその後の状況を正樹が作った探知飛行魔道具(ドローンとも言う)を使って調査していたのであった。

二つ目は、仁科みどりと望月明日香の事である。

みどりと明日香が死んだクラスメイトの事とこれから自分達がどうしたらいいのかの不安でいっぱいになっているのを見て正樹は2人の今後の事を考えている時、明菜とクラリスの嫁達はある策略を開始したのであった。

みどりと明日香が正樹宅に来た3日後、嫁達はみどりと明日香を慰め会と言う名目で正樹含み全員でパーティを開いたのであった。

嫁達は正樹とみどりと明日香にある飲み物を渡して正樹達はそれを飲んだのであった。

その飲み物とは....正樹とみどりと明日香に媚薬効果がある飲み物(アルコール度が高い果実酒)を飲ませて正樹は媚薬の効果でみどりと明日香を犯したのであった。

無論、みどりと明日香も媚薬の効果で正樹に犯されて行くであったが、明菜とクラリスも間違って媚薬入りの酒を飲んでしまい.....いつの間にか乱交パーティになってしまったのであった。

その理由は、クラリスと明菜は正樹の「あれ」を1日交代でするのが自分達の身体が壊れると思い、それならみどりと明日香にも正樹の「あれ」の仲間にしたら明菜とクラリスの負担が軽くなると考えて計画したのであったのだった。

次の日の朝、みどりと明日香は正樹に処女を奪われて悲しんでいると明菜とクラリスは正樹に「二人を犯した責任を取って結婚しなさい!」を脅迫したのであった。

正樹は観念して、みどりと明日香にプロポーズをした。意外とみどりと明日香はそれを受け取ったのであった。


.....実はみどりは元々正樹の事が好きであったのだ。

明日香の方は正樹が自分の為に戦っている姿を見て惚れていたのであった。...


そして、王都ビクトリアに行き、ビクトリア女王に報告すると女王の提案ですぐさま正樹と4人の合同結婚式を挙げてしまったのであった。


ある日の朝、シルバーレイクにある正樹宅の正樹の寝室では、

正樹は目を覚ますと前が真っ暗になっていた。


「(前が見えんどうしてだ?)...く・く・るしい...。」

誰かに頭を押されているとわかった正樹は身体全体を下げてやっと頭を出すと


「....正樹くん...好き...。」

仁科みどりが寝ていたのであった....しかも全裸で...。


「びっくりした..。しかし、仁科さん。胸デカイなあ。さて起きるか..ってムニュってなんだ?」

正樹は仁科みどりから離れようと手を反対に向けると何か柔らかい物を触っていた。


「ぎゅ...正樹...こそ...一番感じる...。」


「え? この柔らかい感触...望月さんのおっぱい..。」

その柔らかい物は望月明日香の胸であったのだ。

急いで手を放して起き上げると正樹が中心に右に仁科みどり、左に望月明日香が寝ていたのである。

正樹含み全員全裸であるのは言うまでもない。

すると扉が開いて二人の人物が入って来たのである。

朝御飯を作っていた明菜とクラリスであった。


「正樹! それとみどりちゃんと明日香ちゃん。起きなさい!」


「起きろ...旦那様..ってもう起きているよ、アキナ。」


「「おはよう。」」

目が覚めるみどりと明日香。


「ほれ。全員着替えて朝食にするよ。全員さっさと食堂に集合!」


「「「はーい。」」」

正樹とみどり、そして明日香は起きて服に着替えて食堂に行くのだった。

正樹達全員が集まって朝食を食べた後、明菜が最初に声を出したのだった。


「みどりちゃんと明日香ちゃん。昨日の夜は大変だった? おかげで私とクラリスは良く眠れたわ。」


「明菜さん。夜は...あれ多いの? 正樹くんとのエッチ...激しくて...回数多い...。」

みどりは赤くなりながら答えると

「本当に....底なしの体力があるね。あんた? 私壊れそうになったわよ?」

明日香もみどりと同様に思っていたのである。


「そうか? いつも回数だと思うけど?」


「正樹と結婚してもう一年以上になるけど、あれのおかげで私痩せたわ..。」

明菜は感想を述べるとクラリスも同意して


「アキナ。その意見は賛成出来る。私も旦那様のあれには私も壊れるって思っていたよ。でも二人が加わると最低週一回で済むから楽になったもんだ。ミドリとアスカには感謝する。」


クラリスはみどりと明日香に感謝をしていたのであった。

正樹と結婚した明菜を含んだ嫁達は、明菜。クラリス。みどり。明日香。明菜とクラリス。みどりと明日香の順で正樹の相手をしていたのであった。

そのお陰で正樹はいつも新鮮な充実した毎日を過ごしていたのであった。

嫁達は明菜の場合は毎日の所が週二回になり、クラリスが来た時は2人で交代でしていたのだが、今は週二回で抱かれるようになった為、嫁達はいつもより悲鳴の声がデカくなって周辺の隣人から『バカ一家』と言われる羽目になっていた。

そのバカな話は此処までにして

明菜は正樹に気になる事を聞くのであった。


「そういえば正樹さ、『リザレクション』は蘇生魔法なんでしょう? 何で他の子達蘇生できなかったの?」


「それはな、ゲームでは蘇生魔法だけど、此処での「リザレクション」は全体浄化魔法なんだよ。」


「「「え?」」」

クラリス以外の嫁達は唖然としていた。


「元々この世界では蘇生魔法は存在しないからな。そうだろ、クラリス。」


「うん。間違いない。この世界では蘇生魔法は存在しない。」

クラリスはそう返事をすると


「そうなんだ....。」


「そっか...。みんなとはもう会えないのね...。」

みどりと明日香は暗くなって行く。


「だから俺達は死んだみんなの為に生きなきゃいけないんだ。二人ともそう暗くなったらみんなに笑われるぞ?」


「そうね...正樹くん。」

とみどり

「だよね...みんなの分も生きないとね。」

と明日香が言うのであった。


「そこでこの後の事なんだけど、今から冒険者ギルドに行って旧ナイトハイムの情勢を女王から聞かないと。ギルドには女王との通信魔道具があるからな。」


「「「「了解!」」」」


正樹達は着替えて冒険者ギルドシルバーレイク支店に向うのであった。



~案内~

第三章に突入しました。

応援コメントありがとうございました。

中々返事をしなくてすいません。

この修正版に関しては週一回のペースで見直しをかけて書き直していますので

ご期待下さいね。


評価とフォローもお願い致します。


作者より。

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