世界はどこへ行くのだろう?~いくつかの国、ひとのキモチ~
深町珠
第1話 living thinking maid
living thinking maid
めぐは、お風呂、大きな湯舟につかりながら
旅を回送する。
なんとなく、忙しかったけど
気が晴れたような、そんな気持ち。
リサにしても、旅の果て
駅前で、ロックを聞いたから
気が晴れた。
その事を、気づいてるのかどうか
ゆっくり、お風呂につかっている。
時々、旅に出ると
楽になれるってのは
普段の暮らしが、人間にとって
面倒なもので
いろいろ、変な約束事や
生きていくためのキマリごとが
めぐたち、若いひとには
ちょっと、向いていないような
そんな事もあって。
リサにしてみれば、これからの未来に
期待してたのに
外国のせいで、希望がなくなりそうな
心配ごとが起きたり。
そんな、変なおとなたちの
考えた事が、煩わしくなった。
リサの、ほんとの気持ちは
そんなところだったのかもしれなくて。
それで、若者のこころの叫びみたいな
ロックの音楽が、こころを解放した。
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