第7話 鮎魚醤

好きなモデルさんがいる。

その人が紹介していた調味料が、今日のテーマの鮎魚醤。


とても気になったのでネットで購入しよう探したら、届くまで1ヶ月の表示。

どうしようかと悩んだけど、結局、買ってしまった。


それが先日、ついに私の手元に届いた。

もう可愛くて可愛くてたまらない。

やっと会えた喜びで、ハグしてやろうかと思った。


なかなか買えないようだったから、勇気を出して3本購入。

それを横にぽんっと並べて、しばらくの間にまにまタイム。


去年のはじめごろ、幼馴染と食べに行った韓国料理屋さんがある。そこで食べた7分キムチチゲが最高に美味しかった。

2人で何度「美味しいねぇ」と言いあったかな……。


後日、家でどうしてもそれが食べたくなり、頭がそれでいっぱいになってしまった。

でも、時期的にも場所的にも気軽には行けない、このご時世。

我慢しきれず、あの味を求めてネットでレシピを検索しまくる。

幸運にもご本人が紹介しているらしきレシピがあったので、作ってみることにした。


材料はスーパーでほぼ手に入るものだったけど、ひとつだけ難しいのがあった。


アミエビの塩辛だ。


“これは簡単には手に入りそうにもないな”と残念に思っていたら、代用品として魚醤が書かれていた。


“あの味に魚醤いるのかなぁ?“と思ったけれど、最後に恐る恐る入れてみたら味が全然変わってびっくりした。

“魚醤が入ってこそ、この味なんだなぁ“って納得してしまった。

本来の材料のアミエビの塩辛だったら、またもっと違うのかなぁ?

魚醤で作った美味しさを超えてくるのだろうか?

なかなか買うチャンスがないけれど、買えたらこのレシピで食べ比べをしてみたい。



私はこの時に隠し味に魚醤がありなのだと知った。


そこから魚醤の出番が確実に増えたと思う。魚醤恐るべし。皆さんは魚醤使いますか??


そんな奥深い魚醤で、今日は和物を作ってみた。

ナムルなのかな?

隠し味の話をさっきまで書いておいて、全然隠してない料理のお話しちゃいます(*´艸`)


とにかくこの鮎魚醤を使ったことを伝えたい。


それこそ始めに書いた好きなモデルさんが作っていたレシピだと思う。

ちゃんとレシピを見返していないから、分量とか使ってる材料が全部同じではないかもしれないけど。


ごま油とレモン汁とにんにくと、魚醤。

前回はパクチーを茹でて和えたけど今回は春菊でやってみた。

とても好きな味!


ごま油さんはここでもスーパーアイドルだ。

香りの強い春菊とも、にんにくとも、魚醤とも仲良くなる。

ただ、その橋渡しにレモン汁さんがいることを決して忘れてはいけないと思う。

レモン汁さんがみんなの手を繋いでる。

そう感じる。


そしてこの魚醤、とても美味しい。

次は何に使ってみようかな??


うきうき気分の月曜日。









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