応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • トリックスターの笑う夜への応援コメント

    那智さんの「月」企画から参りました。
    夜、ふとした瞬間に現れた少女と、チェシャ猫の笑う口元。雰囲気がいいなあと感じながら拝読していて、
    >アリスは貴方よ
    この一言で世界がぐるっと180℃変わるようなイメージが鮮やかでした。
    迷い込んだのは、迷っているのは、主人公の男性の方なんですね。
    少女はチェシャ猫の口元を持つ月の精かな、なんて思いました。
    素敵な文章運びで印象に残る物語でした。

    作者からの返信

    企画からお越しくださり、ありがとうございます。

    元々『不思議の国のアリス』が好きでよくモチーフにしていたのですが、チェシャ猫に焦点を当てて不可思議さを強く演出したり、男性主人公をアリスに見立てたり……初めて挑戦したタッチで自分でも楽しく書きました。

    「世界がぐるっと180℃変わるようなイメージ」というお言葉、とても嬉しく思います。しっかりと少女の台詞が効果的に活きたのだなと安堵しました。

    妖しくて、でも悪意を感じない、一夜のトリックスター。彼女は本当に月の精なのかもしれませんね。

    ご感想をくださりありがとうございました!

  • トリックスターの笑う夜への応援コメント

    こちらの作品も『月』企画にご参加いただきありがとうございます。
    チェシャ猫のように笑う月。
    彼女はその光とともに舞い降りた月の精霊だったのでしょうか。
    自分に自信がなく未来に希望を見出せない彼を憐れんで、気まぐれに背中を押しにやってきたのかもしれませんね。
    青白い月光のスポットライトに映し出される彼らが目に浮かぶような心地がしました。
    この作品もホロリと温かさが滲み出る秀作でした。
    読ませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    二作目にもお越しくださり、ありがとうございます。

    アリスに登場するチェシャ猫、その敵でも味方でもない不思議なスタンスをピックアップしてみました。
    物語を動かすためのトリックスターなので、迷いの森で足を止める主人公をニヤニヤと唆しにきてくれたみたいです。本当に不思議な少女。もしかしたら、本当に精霊なのかもしれませんね。

    大きな出来事は起きないけれど、何かがひとつ、動き出す気配がする。そういったストーリーラインが大好きなので、温かさを感じてもらえて良かったです。

    ありがとうございました!

  • トリックスターの笑う夜への応援コメント

    藤咲さま、はじめまして。「とぼけの里」へのご寄稿、ありがとうございました。
    このお話、企画の趣旨からは完全に外れていると思うのですが、惚れ込んでしまいました。とても印象深く、美しい断章だと感じます。ほの暗い文章の、過不足のない表現に強く惹かれます。何より少女のトリックスターぶりに引き込まれました。まさにチェシャ猫です。恋愛ものアレルギーの友未にも抵抗なく受け入れられました。
    企画終了後、友未の「ストックブック」の「とぼけの里」のページでも紹介させて頂きます。

    作者からの返信

    友末様、はじめまして。
    企画立案、ならびにレビューやご感想等たくさんのリアクションをありがとうございます。

    そして企画外れとのご指摘、その点に関しましては誠に申し訳ありません…。
    こ、この感じかなぁと思って参加しておりました…。

    しかし、結果的に友末様の心へと深く足跡を残せたのであれば、勘違いによる出会いでしたが喜びでいっぱいです。

    チェシャ猫の持つ、敵でも味方でもない独特なスタンスを表現したくて、細かなところにもアリス要素を散りばめながら頑張りました。アリス好き仲間さんに気に入っていただけて嬉しいです。

    ご紹介頂けるのを楽しみにしております。
    ありがとうございました!

  • トリックスターの笑う夜への応援コメント

    『不思議の国のアリス』が好きなので、興味を惹かれて読みました。
    逃避行から現実へ引き戻す道筋を示すのはまさにチェシャ猫ですね。
    主人公が決意して一歩進むラストに暗闇の中の光を見ました。

    作者からの返信

    アリス好き仲間さん…!
    キャッチコピーにいつも悩むのですが、アリスアピールしてみた甲斐がありました。
    アリス大好き。

    まるで矢印の森にいるような彼の前へ気まぐれに現れて、どういう意図か結果的には導いてくれる。
    その曖昧で不可思議なスタンスを「まさに」と表して頂けて嬉しいです。
    謎の女の子を書くのも好きなので、チェシャとは良き相性でまとまりました。

    ラストに感じてもらえた一筋の光。
    きっとそれと同じくらい、頂いた感想を眩しく思っています。
    ありがとうございました!

  • トリックスターの笑う夜への応援コメント

    すごく素敵でした。
    『不思議の国のアリス』の一場面とリンクして唆してくる少女。

    「諭す」ではなく、「唆す」というのもいい!

    いろいろ言葉がかかっているのですね。

    ポケットの中、とスマホ。こちらは原作だと小さくなる薬だったでしょうか? うろ覚えです。

    それから、お茶会と喫茶店。

    「猫を見上げる」と「顔をあげればまだそこに居る」もかかっているのでしょうか? 「猫は、君か」とあるのでそうなのかな、と。

    文章のリズムも、言葉選びも、お話も心地よかったです。

    作者からの返信

    杜松の実さん、ありがとうございます!

    細かなところまで丁寧に読み込んでくださったのが強く伝わってきました。
    また、時間を割きそれを言葉にして頂けたことを嬉しく思います。


    アリスをモチーフにするのが大好きでして、俺自身も「唆す」にこだわりを持っていたんです。
    猫は別に、味方という立場でもないので。

    わかってもらえるか自信のなかった、ポケットとお茶会のくだりにも気づいて頂けるとは…!
    感激…。


    「顔を上げれば~」の所はむしろ無意識だったので、なるほど本当だ!となりました。
    新しい解釈を教えてもらえるのも、感想の魅力のひとつですね。


    お返事が長くなってしまいました…。
    俺の書く言葉が、文章が、物語があなたの心に響いたこと、本当に嬉しく感じました。