第9話 日常
今日も今日とでカナタの部屋で勉強をしている。
「ぜったいごぅおおおおおおおかくしてやるぜ、もう受かるきしかしねぇえええぜ、うおおおおおおおおおお」
シャーペンのペン先に親指を突き刺す。
「ホア、ホアあああああああああ!」と俺は悶絶する。
数時間後。
彼女と一緒にカレーうどんを食べる。
ちょうど、カナタの胸元にカレーうどんが飛び散る。
「きゃ、いやだもう……」
その瞬間、俺は決め顔ブ〇ースリーになった。
「ほあちょおおおおおおおおおおおお」
俺は気合を入れる。
「?」カナタは怪訝な顔をする。
「あちょあちょ、ほうあちょおおおおおおおおおおあたたたたたたホアアアアアアアアアアアア」
「あちょあちょ」で俺は彼女の胸についたカレーうどんを手ですくいとり、「ほうあちょおおおおおおおおお」で彼女の胸をもみしだき、「あたたたたた」で両手で彼女の胸を連続でつついたが最後の最後で彼女にびんたを食らって「ホアアア」と叫んだ。
「もう、馬鹿……」
赤面して頬を膨らませるカナタ。
こんな日常を俺とカナタは送っている。
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